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  • 執筆者の写真笠置町 恵那市

【子育てインタビュー】吉田幸尚さん、弘子さんご夫婦 【岐阜県恵那市笠置町田舎暮らし】

更新日:2021年10月17日

恵那市笠置町毛呂窪(けろくぼ)に住む吉田さんご夫婦に笠置町で子育てをすることについてのお話をお伺いしました。

吉田 幸尚さん、弘子さん、知由ちゃん(恵那北小学校2年生)、 伎歩ちゃん(恵那北小学校1年生)

■プロフィール

吉田 幸尚さん:恵那市笠置町毛呂窪出身。10年間サラリーマンを経験後、東京にて布団づくりの修行。その後、地元笠置町毛呂窪で布団の仕立て屋「寝事屋ねぼ助」を立ち上げる。


吉田 弘子さん:恵那市長島町出身。短大卒業後、愛知県や中津川市で働いたのち、恵那に戻る。


Q,笠置町で子育てをして良かったと思うことはありますか?



幸尚さん:一度自分自身が地元の外に出たことで、笠置の良さを感じる瞬間が何度もありました。都会には都会の良さがあるかもしれませんが、僕にとっては笠置のこういう環境で子育てできるのが一番だと思っています。



弘子さん:笠置町に引っ越した時、朝は鳥の鳴き声が聞こえ、夜は星空がきれいで、毎日がキャンプみたいだと感じていたことを思い出します。今でも、時々星空を見上げます。それに、自分が田畑のない所で育ったため、田畑の野菜や花で季節を感じることが新鮮でした。これは、子育てにも良い環境だと思います。

子どもと、おじいちゃん、おばあちゃんが作る野菜を採って一緒に食べられるのは、楽しいし、ありがたいことです。周りのお母さん方もお嫁さんで外から来た方が多く、みんなとても仲良くしてくれています。


Q,学校での子どもたちの様子や学校環境などを教えてください。


幸尚さん:小学校の人数は、本当はもっと多いほうが社会に順応しやすいんじゃないか、と思っています。大人数の中で自分自身を表現していくということを鍛えることができるので。小さな小中学校に通った後に、高校や大学、会社など急に大人数がいるところに出ると、数に圧倒されてしまうこともあるんじゃないかと思っています。僕自身も東京で働いているときは池袋で人酔いしちゃいましたし。こんな風に自然の中で自由気ままに育つのもいいですが、もっと色んな考えを知る機会はもっとあってもいいかな、と思います。


弘子さん:人数が多くはないので、先生の目が行き届いていて、手厚い指導をしてもらっています。親と学校の先生が親しく話せる距離感にあるので、親と学校で子どもを共に育てているような安心感があります。子ども同士も仲が良く、上級生が下級生をよくみてくれるので、学校の雰囲気もよく、親同士も関わりやすい環境だと思います。ふたりともすごく楽しそうに学校に通っていますよ。



Q,笠置で子育てをすることが大変だな、と思うことはありますか?


弘子さん:送迎が多いことですかね。自分の実家では、子どもたちは自分で歩いて遊びに行くことも多かったですが、この近くだと、子どもが遊ぶときの送迎や、習い事の送り迎えが必要です。病院や買い物へ行くにも車がないと不便だと思います。これから車の運転ができなくなるときのことを考えると少しだけ不安かな、とは思います。


Q,今後、笠置にUターンもしくは移住を考えている皆さんに一言お願いします!


幸尚さん:僕は笠置で何かを始めたいな、という人にぜひ来てほしいです。笠置は何でもできる環境で、ここでしかできないこともある。第一次産業~第三次産業までできますから。モノづくりをやりたい人がもっと集まって、ネットワークを作っていきたいですね。みんなで「笠置」というブランドを作って、いろんなことをしていけたらいいな、と思っています。


弘子さん:子どもがたくさんいると嬉しいので、ぜひ子育て世代に来てほしいという想いがあります。大歓迎ですし、他のお母さん方、地域の皆さんもすごく良くしてくれると思います。



▽関連リンク

吉田さんが営む「寝事屋ねぼ助」では「 ”手づくり”だからできる、眠ることが楽しみになるふとんをつくりたい。」という想いでお布団の仕立てをされています。



寝事屋ねぼ助

http://negotoyanebosuke.com/

〒509-7209 恵那市笠置町毛呂窪1687-3

電話番号:0573-27-3173

営業時間:10:00〜18:00

定休日 :不定休

◎一級寝具製作技能士『第28回技能グランプリ・全国技能競技大会』優勝・厚生労働大臣賞


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