• 笠置町 恵那市

【移住者インタビュー】松丸さん太田さん(笠置町河合)


松丸美香さん・太田潤さん


[プロフィール] 

2020年2月 Iターン移住 

太田潤さん:1991年生まれ 29歳 埼玉県春日部市出身 前職は大工、レタス農家手伝い

松丸美香さん:1996年生まれ 24歳 千葉県松戸市出身 芝浦工業大学工学部建築工学科



Q.笠置町移住の経緯を教えてください。

A.庭文庫の百瀬さんを通じて、恵那の知り合いが増えて、就職しないで生きている方々をリアルに知ることが出来たから。


美香:自分が食べる米や野菜を作りながら、木のものづくりをして暮らしていきたいと考えていました。恵那市を知ったのは庭文庫の百瀬実希さんが、東京で移住セミナーをされていたのがきっかけです。


 2019年には中野方の棚田オーナーになったことに加えて卒業論文の調査のために、1年間恵那に通っていました。その間に自営業の知り合いも増え、フルタイムで就職しないで生きていけるんだということをリアルに知ることが出来たのが大きいです。


:本当は、引っ越しを手伝うだけのつもりでした笑

 

 2020年2月はちょうど2人とも東京にいました。コロナがこれからどうなるか分からないという状況もあって、なるべく早く東京を出ようということになり、恵那でふたりで暮らすことにしました。結果としては良かったと思っています。


Q.それまでは何をされていましたか?

A.長野でオフグリッド的な暮らし(潤) 

人や家が密な環境に違和感を感じ、生き方を模索していた(美香)


長野の森の中でスプーンを削る潤さん

:千葉大学で建築を学びました。木造

建築に興味がうまれてその仕組み知りた

いと思ったので、修士課程を卒業後に大

工修行のできる会社に入りました。


 プレカットされた材を組み立てるだけ

なので、仕事としては飽きてきました。

2019年3月に会社を辞めました。


 長野で土地が余っている、好きにして

いいよという話があってそちらに移りレ

タス農家で最低限のお金を得ながら、森

の中でオフグリッド的な暮らしをしてい

ました。



美香:生まれ育ったのはベットタウンのような住宅街です。家の窓を開けると隣の家の窓が触れるくらい、密に家が建っている環境に違和感がありました。大学の辺りは見渡す限り高層マンションやビルばかりで空は狭くて自然がなくて、通学は満員電車。刺激が苦手で外へ出歩くときはヘッドフォンをして、目が悪いので眼鏡をはずして、見ない聞かないようにしながらなんとか暮らしていました。


 私は「HSP(※1)」という特性もあり、刺激が多い環境にいるとものすごく疲れてしまいます。正社員でフルタイムで働くには体がもたないだろう、自分で何かをして食べていくしかないと思い、どこでどう暮らすかを模索していました。


(※1) HSP(=Highly Sensitive Personの略)とはアメリカの心理学者のエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、刺激に非常に敏感な特性がある人という意味。この特性は全人口の15~20%に見られるそう。詳しくはこちら


Q.笠置町での暮らしはどうですか?

A.自分で食べるものを作れるのは幸せ。



:1年目にしてはいろいろできて楽しかったです。地域の方々に頂いた木を使って木工品を作ったり、家の周りの田畑で米や野菜を作ったり。田んぼは、草刈りするならとお隣さんが貸してくれました。


美香:ご近所さんがいろいろ教えてくれたり、道具を貸してくれたりといったサポートしてくれました。自分が食べるものを自分で作れるのは幸せだなぁと感じています。米2畝半で籾つき100kg収穫できました。味噌や漬物も作りました。程よい面積でやれています。今年も色々作りたいです。


初めての田んぼ。稲刈りしてはざ掛けをしたところ。


Q.自治会や地域の活動はどうですか?

A.どんど焼きなど、初めてのことばかりで新鮮で楽しい。


美香:近所の人と仲良くできて楽しいです。お隣さんのバーベキューハウスで歓迎会をしてもらいました。組や班の方々がとにかく優しい。昨年度は自治会長さんのご厚意で自治会費を免除して頂きました。自治会費を払っていないのに、色々お祭りなどの活動に誘って頂き、お祭りやどんど焼きの後にお酒をもたせたりしてくださいました。初めてのことばかりで、とても新鮮で楽しいです。


:今年度から自治会に加盟させてもらい、交通安全の役をもらいました。近所の方々はよく声をかけてくれます。朴葉寿司を持ってきてくれたり、野菜をお裾分けしてもらえてありがたいです。すこしずつでもお返ししていきたいです。



Q.お仕事は何をしていますか?

A.猫の皿という屋号で木工を。振興事務所のまちづくり推進員今年は、ゆず組合も。

カタツムリ 桜の木を彫り、油絵具で着彩している。

:「猫の皿」という屋号で木工をしています。オブジェや木彫などのあってもなくても良いようなものを作っていきたいです。


 SNS経由でカタツムリの木彫が売れました。みんないいねと言ってくれます。

  

 昨年はいろいろ作ってみて、これがやりたいかな、というのがだんだん見えてきました。恵那の木を使って椅子とかも作ってみたいです。


美香:昨年度は、笠置振興事務所でまちづくり推進員をしていました。主に移住

定住の仕事で委員会の事務局や移住希望者の橋渡しなどです。


 おかげで地元の方の知り合いがいっぱいできましたし、空き家の問題など笠置の将来のことを知ることが出来ました。やらせていただけて良かったと思うことは多いです。


 ですが、この仕事をしていると休みの日も考えてしまったりしていて、あまり木工に時間を割けていませんでした。今年からは器やスプーンなどの暮らしの道具をもっと作りたいです。



Q.食べていけてますか?

A.木工だけではまだまだだが、組み合わせて成り立つくらいがいい。


:去年は知り合いから依頼をもらったり、SNSを通じて木工はちょこちょこ売れてました。松丸の振興事務所の仕事に加えて、僕は小学校の清掃のお手伝いもしていてそれで何とかなっています。きちきちに働いて沢山稼ぐよりも、作りたいものを作ったり、時間に余裕がある暮らしを大切にしたいです。

飼い猫のつぐはる

 今年は小学校の清掃お手伝いをつづけるのと4月からゆず組合の配達や事務作業、加工などの手伝いをはじめます。家賃も東京に比べればかなり安くて、収入が少なくてもなんとか暮らせています。


美香:私たち二人が食べていく分に加えて、飼っている猫のごはんをちゃんとあげられて、おやつをちょっとあげることが出来るだけの稼ぎがあればいいと思っています。それくらいの感じが楽しく幸せに暮らせるなと。


Q.これからの展望は

 ありますか?

A.「パンと木工の店」をやりたい。

美香:「パンと木工のお店」をやりたいです。そこでは、私たちがつくった器を使ってパンやスープなどを食べて、気に入ったら買ってもらうというお店にしたいです。


 笠置町の特産品であるゆずから起こした天然酵母のパンを試作中です。


 あと車を運転しなくても暮らしていけるような町だったら良いなと思うので、町の商店的なよろず屋さんのようなこともそのお店でしていきたいです。





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